MGの方には馴染みのない症状、ジスキネジアというのがある。
口を意識してない時に、口の周囲の筋肉(口唇、舌、下顎を動かす筋肉etc.)が、勝手に動いてしまう、というモノである。

老人性のものと、クスリ(主に精神科の薬)の副作用によるモノが多い。(正確なことは、厚生労働省の長~~いpdf をお読み下さい)

精神科などの薬の副作用の場合、症状も軽くて、すぐ治る人も多いのだが、
味覚の表情のイラスト「苦い」三毛の場合、マウスピースをしなくては、口の中が傷だらけ。
マウスピースをしたらしたで、その”高い”マウスピースを一週間で食いちぎる(1ケ月に上下一組以上は、健康保険適応外)

こういう時期が何度かあった。

しかもこの症状、時間が経って収まってくるのを待つ以外、治療法がなかった。
薬のイラスト「粉薬」
幸い今は、熱いモノや刺激物が飲み食いできないのと、見た目だけの問題で済んでいるのだが、
よく 美月さんのジスキネジアの掲示板 を読ませてもらっている。

その掲示板にある方が、「ジスキネジアに漢方の抑肝散が効く、とのことで試している」と書いておられるのを読んだ。

3日前の木曜日は、有名大附属病院でのMGの診察日。

三毛:「手足の筋肉のこわばり、&筋肉痛の症状は、プレドニンをを減らしても、特に変らなかったのですが、
顔面の筋肉のこわばりはひどくなって、特に朝は、表情が出せないだけでなく、口周辺の筋肉までガチガチに固まり、ジスキネジアさえ引っ込んでます。」

おい、コレってMGの症状か?

「先生、ところで”ジスキネジアに抑肝散が効く”というのを、ネットで見たんですが・・・」

Dr.の顔が急に輝く。

Dr.「ジスキネジアに抑肝散が効くことが分かったのは、ごく最近のことなんですが、このクスリ、筋肉のこわばりにも効くんですよ」

「さっそく使いましょう」

金欠のイラスト(女性)三毛:「精神科で処方してもらえば(大阪府の場合)無料なので、そちらでもらいます。」
(後で計算したところ、精神科で処方してもらえば、1ケ月で500円もおトクだぁ~)

患者の財布の心配をしてくれるDr.ではなかった。

ジスキネジアは本来、神経内科の病気である。
しかしそれで神経内科を訪れる患者は、まずいないだろう。
精神科では「ひにちぐすり」と言ってオシマイ。
老人性の場合は自覚症状に乏しく、家族も”トシのせい”で済ましてしまい、病院を訪れることさえない。

それに添付文書 をみた限りでは、ジスキネジアは抑肝散の保険適応ではない。
(筋肉のこわばりは、保険適応のみたいだ)

目の前に、筋肉のこわばりを訴える患者が、口をしっかりとモグモグ動かしながら座っている。
処方箋のイラスト有名大学病院ともあろうものが、こんなチャンスを精神科クリニックなんぞにとられてなるものか!!

次に神経内科の友達が集まったときの、いい話のネタになる。

Dr.は笑顔で「お大事に」と言いながら、処方箋を渡してくれた。

もちろんソコには「抑肝散・一日3回、35日分」と、書いてあった。


更新する励みになります。
ポチッとひと押しお願いします。
にほんブログ村 病気ブログ 難病(特定疾患)へ