肩が凝り過ぎたので、短い後ろ肢でヨロヨロと、接骨院へ行く。
三毛は肩が凝ると、めまいを起こすのである。
ただでさえ後ろ肢の力が入らないのに、めまいまで加わったんじゃ、どうしようもない。
接骨院は混んでいたのに、何故か院長先生が大きな声で、
「三毛野さん、ようこそいらっしゃいました ('◇')ゞ」
いや、そんな上客じゃないよ、三毛は。
「こっちへどうぞ」
えっ、今日は院長先生なの?
もう一人の先生の方が、もむのが上手いんだけど・・
「実は10日くらい前、うちの家の物置で、野良猫が仔猫を2匹産みましてね、目は開いてるんだけど、まだ見えてないみたいで、
今なら簡単に捕まえられるんですよね」
「でも、このまま置いておくと、野良猫に育ってしまう」
「今からミルクで育てたら、家猫になるんですよね?」
「三毛野さんちにどうかなって、思って。前みたいに2匹をね」
あぁ、茶トラとキジとで、楽しく暮らしていた頃を思い出してしまうじゃないか。
←掛布団の上に寝る茶トラとキジ。
かくして、三毛の寝る場所が無くなるのである。
三毛が”猫抜き生活”で、どれほど淋しい思いをしているか、小型犬さえ怖いという院長先生には、分からないんだろうなぁ。
自分の寝る場所が無くなってもいい。
又、猫と一緒に暮らしたい。
病気の馬鹿メ !!
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三毛は肩が凝ると、めまいを起こすのである。
ただでさえ後ろ肢の力が入らないのに、めまいまで加わったんじゃ、どうしようもない。
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いや、そんな上客じゃないよ、三毛は。
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もう一人の先生の方が、もむのが上手いんだけど・・
「実は10日くらい前、うちの家の物置で、野良猫が仔猫を2匹産みましてね、目は開いてるんだけど、まだ見えてないみたいで、
今なら簡単に捕まえられるんですよね」
「でも、このまま置いておくと、野良猫に育ってしまう」
「今からミルクで育てたら、家猫になるんですよね?」
「三毛野さんちにどうかなって、思って。前みたいに2匹をね」
あぁ、茶トラとキジとで、楽しく暮らしていた頃を思い出してしまうじゃないか。

かくして、三毛の寝る場所が無くなるのである。
三毛が”猫抜き生活”で、どれほど淋しい思いをしているか、小型犬さえ怖いという院長先生には、分からないんだろうなぁ。
自分の寝る場所が無くなってもいい。
又、猫と一緒に暮らしたい。
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