ウツ状態で、母ちゃんが何もできなくなったのは、
チビ姉ニャン、あなたが小学校5年生の時だった。
目覚まし時計をかけ、トーストに目玉焼きの朝ご飯を作って、
ちゃんと自分で、小学校へ通っていたよね。

お父ニャンがたった1ケ月半の闘病のガンで、亡くなってしまったのは、あなたが小学6年の時だった。

お弁当を一回も作ってもらえず、インスタント物の晩ご飯なのに、
あなたは中学、高校、、と、恵まれない環境なのに、自力で進んでいった。

就職先がたまたま、お姉ニャンの家の近くで、
孫太郎が可愛くて仕方がないのが、よく分かったよ
ついでにちゃっかりと、お姉ニャンの手料理も楽しんでいたようだが・・

2年前位からかなぁ、貴女に彼氏が出来たのは、母ちゃんもうすうす気づいていた。
辛抱強いのか甘えん坊なのか、よく分からない貴女を、受け止めてくれる彼氏なら、きっと大丈夫。
母ちゃんは、黙って見ていた。

10日ほど前に電話があった。
「彼氏を紹介したいから、月末の日曜日に行くね」

お姉ニャンに聞くと、「一度会っただけだけど、真面目で優しい人だよ」

昨日、チビ姉ニャンと共にやってきた彼氏は、お姉ニャンの言う通りの人だった。 母ちゃんの病気のことも、よく理解してくれていた。
しばらく楽しく話をした後、
「チビ姉ニャンと結婚したいのですが、よろしいでしょうか」

返事はもちろん「ふつつかな娘ですが、どうぞよろしくお願いいたします」

二人並んで帰っていく、貴女の後ろ姿は、幸せそのものだった。

貴女の人生に、何の力も貸してあげられなかった母ちゃんだけど、
そしてこれからも、何の力にもなれないだろうけど、

あなた達に迷惑をかけることなく、母ちゃんは人生を全うしたい。

チビ姉ニャン、おめでとう
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